「毎日の洗濯が、時間がかかるしめんどくさすぎる…」
と悩んでいませんか?
そんなあなたに向けて、洗濯の方法を見直すことで、めんどくさすぎる洗濯から解放できる方法をご紹介します。
洗濯って洗濯機がやってくれる工程以外が多すぎるわね。
洗濯物を干すって、思ったより時間がかかるし…。
ほんと!トリサンの言う通り!
でも、工程が多い分、見直せる部分も多いわよ!
この記事で紹介する5つの方法を取り入れることで、洗濯にかかる時間や手間を減らすことができます。
洗濯のプロ・アライグマが、クリーニング工場での経験から、家庭で簡単に実践できる方法を伝授します!
明日の洗濯から使える方法もありますので、ぜひ取り入れてみてください!
5分でも洗濯の時短が出来たら、朝にゆとりができますね!
洗濯の「ここがめんどくさい」
洗濯は洗濯機がやってくれるのに、いったいどこがめんどくさいの?
そう思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、洗濯には洗濯機がやってくれる工程以外の作業が多く存在します。
- 洗濯物を仕分けする(洗濯ネットに入れるもの、下洗いが必要なもの、色落ちが心配なもの)
- 下洗いをする
- 洗濯機で洗う
- 洗濯物を干す(洗濯物のしわを伸ばす、ハンガーにかける、ピンチで止めるなど)
- 洗濯物を取り入れる
- 洗濯物をたたむ
- 洗濯物を収納する
- アイロンがけをする(しわが気になる衣類)
ざっくりと上げてみましたが、8工程もあります。
そのうち、私たちが行うのは「洗濯機で洗う」以外の7工程です。
7工程…。思っていたより多いわね。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
洗濯前に仕分けや下洗いをする
洗濯前の仕分けや下洗いが大変なのは「洗濯物の量が多い」ことが原因です。
ほとんどの家庭で、家族全員分の洗濯を一手に引き受けていらっしゃいますよね。
一日の洗濯物の量は一人当たり1.5kg程度です。
- 下着の上下・靴下
- ワイシャツ(ブラウス)
- フェイスタオル2枚
- バスタオル
そして4人家族の場合は「洗濯物1.5kg ✕ 4人分=6kg」
それに加えて、子供の体操服や部活のユニフォームが加わると+2kgくらいでしょうか。
部活の関係で、剣道の上着と柔道着上下も毎日洗っていたころがあります(泣)
こんなに多い洗濯物に対して
色落ちしそうなものはない?
食べこぼしや油汚れの下洗いが必要なものはない?
ポケットにもの(ティッシュ!)は入ってない?
などの確認をしてから洗濯機に入れるのですから…。
めんどくさすぎる!
って思うのも当然ですよね。
おすすめ方法1では、洗濯前の作業を効率的に進めるアイディアを紹介しています。
下洗いをしておけば、「すすぎ1回」でOKな洗剤を使って洗濯時間の短縮もできますね。
洗濯物を干す
洗濯物を干すのって、時間がかかります!
洗濯機から取り出して、洗濯物を振りさばいて、ハンガーやピンチを使て干す。
また、干す場所が「屋外」か「室内」かによって、干し方も変わりますよね。
実は、洗濯の工程で「干す」が一番めんどくさいんじゃないかと思っています。
理由は、「選択する」「決断する」
という、人間の脳にとって負荷がかかることが含まれているからです。
さらに、それらを朝の忙しい時間に、瞬時に判断していくのです。
「人間は一日で決断できる量は決まっている」って聞いたことがあるわ
選択物干しで「決断力」をすり減らすなんて、もったいない!
さらに、その日のお天気の状況まで調べて、決断するなんて…。めんどくさすぎる!
家庭洗濯歴20年以上のアライグマがたどり着いた解決策は「衣類乾燥機の導入」よ。
詳しくはおすすめ方法2へ!
洗濯物を取り込む
夕方、仕事から帰ってきて、外に干した洗濯物を取り込むって大慌て!
薄暗い中、気温が下がって「冷たくなった洗濯物」を取り込む作業は、疲れた体に鞭を打つようなもの。
帰るころに急に雲行きが怪しくなって…必死で自転車をこいで帰ったことか何度あったことか…。
室内に干していても、干している場所がいくつも分かれている場合も面倒ですね。
一か所に干すことができればベストなんですが、家族みんなの洗濯物の量ってかなり多いので、家の中で分散して干すことになりますね。
最近は「洗濯物を干す部屋」を専用で作っているお家もありますね。
うらやましい~。
スペースに余裕があればアイロンも一緒において「家事室」が作れると理想的ですね。
おすすめ方法3では、洗濯物を取り込む作業を効率的に進めるアイディアを紹介しています。
洗濯物をたたんで収納する
洗濯物を回収してきたら、畳んで収納する作業が待ち受けています。
バスタオルとタオルだけなら、簡単なんですが…。
シャツ、下着、靴下となると、数が多くて大変!
さらに、「これは誰ので、どこにしまう」まで考えて畳んでいく…。
ここは時間との戦いもあって大変!
さらに、この作業を複雑にする要素が
夕食づくり、子供の宿題を見るなどが同時進行でやってきて、洗濯物をたたむのが後回しになりがちね。
夕方のマルチタスクをこなせるのは、あなただけです!
(難易度が高い作業が、夕方に待っているなんて)
子育てしていたあの頃は
乗り越えられたというより、過ぎ去っていった気がします。
「後で畳む」や「そもそも畳まない」などを駆使してましたよ!
少しでも、簡単にするアイディアをおすすめ方法4
で紹介しています!
アイロンがけ
洗濯の工程の中に入れるかどうか迷ったのが「アイロンがけ」です。
洗濯とアイロンがけは切っても切れない作業なので、洗濯の仲間に入れました。
そして「めんどくさすぎる」にもばっちり当てはまりますよね!
アイロンがけは、アイロン台を用意するに始まり、設定温度になるまで待つなど、時間がかかる工程です。
そして、場所も取りますね。
最近は、カッターシャツでもアイロン不要の「形状記憶タイプ」が出回っていますので、それを利用されている方も多いです。
カッターシャツなどは、エリ・そでなどの「見えるところ」だけアイロンがけするという、時短テクニックもおすすめです。
おすすめ方法5では、洗濯物を干すところから見直して、アイロンがけを減らすアイディアを紹介しています。
【おすすめ方法1】洗濯前の下準備を手早く済ませる
毎朝、洗濯かごを盛りこす勢いで、私がくるのを待っていてくれる洗濯物たち。
そんな、洗濯前のめんどくさすぎるを解決する方法4つをご紹介
- 洗濯前の仕分けは、ポケットの中の確認のみでOK
- 普段着なら色柄物も中性の液体洗剤でほかのものとあらってOK
- 汚れのひどいものの下洗いは、週末や時間のある時だけでOK
- 下洗いは、お風呂に入るときに持ち込めばOK
詳しく解説します。
洗濯前の仕分けが必要な物
洗濯物の仕分けと聞くと、どのようなことを思われますか?
- 色柄物と白いものを分ける
- 生地の厚いものと薄手の衣類を分ける
- 泥汚れやケチャップの食べこぼし汚れなどを下洗いするために分ける
上記3つともされている方がいらっしゃったら、素晴らしい。脱帽です。
ですが、実際に毎日やるのは時間的にも難しいですね。
洗濯機に入ればOKというスタンスで平日の洗濯はOKです。
泥汚れ、食べこぼしなど、洗濯中にほかの衣類に汚れが移る心配があるものだけ、さっと下洗いしてから洗濯すればOKです。
普段着に食べこぼした場合は、一晩水につけておくだけでもいいわ。
洗い上がってからも、汚れが気になったら、週末など時間のある時に手洗いや酸素系漂白剤などを使うのがおすすめ。
洗濯のめんどくさすぎる作業が、これでちょっと楽になるわね。
液体洗剤を使うことで色褪せや色移りを防ぐ
洗濯洗剤は
粉末派?
液体派?
それともジェルボール派?
アライグマが若いころ(30年前)の洗濯洗剤のほとんどは粉末洗剤でした
粉末洗剤は洗浄力が高く、衣類の色落ち・色移りが起きることがあって、色柄物と白物とに分けて洗濯していました。
今は中性の液体洗剤が主流で、色落ちなどの心配もほとんど必要なくなりましたね。
下洗いは毎日じゃなくてもいい!
子どもの靴下の汚れが、洗濯だけじゃとれない、と悩んでいらっしゃる方も多いです。
学校では上靴をはいているはずなんだけど、なんでこんなに汚れるの?
「子どもあるある」ですね。
毎日はいている靴下などは、毎日下洗いすれば、気持ちよくきれいになるかもしれません。
しかしアライグマは、忙しいあなたに、そんなことはおすすめしません。
そもそも子ども本人は、靴下の汚れをあまり気にしていないかもしれませんし。
下洗い、洗い直しは、時間のある時で十分です。
(気持ちに余裕のある時で十分です)
洗濯時間を短縮させるには「すすぎ1回でOK」の洗剤を使ってみるのもおすすめです!
>>>詳しくはこちらの記事で解説しています。
下洗いは洗面台で?お風呂に持ち込み?
最近の住宅では、洗濯機・洗面・脱衣所とひとまとめにはされていないところも多くなってきました。
洗濯機の横に洗面所があって、そこで手洗いする、のが物理的に無理なこともありますね。
そこでおすすめなのは「お風呂に持ち込む」です。
お風呂に、下洗いしたい洗濯物と洗濯洗剤を持ち込むの?
下洗い用に、わざわざ洗濯洗剤は持ち込まなくてもOK。
ボディーソープとかでささっと洗っておけばいいわ。
洗面台と違って、お風呂なら水はねの後始末も不要ですよ。
【おすすめ方法2】洗濯物を干す手間と時間を短縮
なるべく洗濯物を干さない!【乾燥機の導入を検討】
これを解決する一番大きな方法は
「衣類乾燥機の導入」
です。
もう、この一手を打つだけで、劇的に変わります。
アライグマは「電気式衣類乾燥機」を導入しましたが、これが素晴らしく良かった!
詳しくは別の記事にてお伝えいたします。
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エアコンとサーキュレーターを活用【夏は除湿器もあればなお良し!】
ここからは「今日から使える洗濯ものを簡単に干す方法」をお伝えします。
- 干す場所を一か所にする
- 洗濯機から出すときに、干す形態別に分ける
あなたは、洗濯物は「外に干す派」「室内に干す派」どちらですか?
お天気おいい日に、外の干せたら気持ちいのですが、そんな日ばかりではありませんよね。
朝の忙しい時間、そして、仕事から帰ってきて洗濯物を取り込む時間を考えると、
「室内に干す」
のをおすすめします。
急に雨が降ることも考えられますし、天気予報とにらめっこ、なんて時間の無駄でございます!
エアコンや除湿器とサーキュレーターを組み合わせて使えば、室内でもじゅうぶんに乾かせますよ。
もう一つおすすめなのは
「洗濯機から洗濯物を取り出すときに干す場所を考えて仕分けする」です。
縦型洗濯機をご使用なら、「ハンガーに干す」「ピンチハンガーに干す」「タオル類」を洗濯機のふちに引っ掛けながら、3ブロックぐらいに仕分けしておくと干しやすくなります。
悩まずに干せて、早く干し終わることができますよ!
【おすすめ方法3】洗濯物を取り込む作業を効率化!
外に洗濯物を干す場所がある方も多いと思います。
仕事から帰って、カバンをや買い物袋を手にしたまま、洗濯物も取り込んで家の鍵を開けるって大変ですよね。
洗濯物を取り込む作業の効率化を考えていきましょう!
外に干さない
まずは、外に干さず「室内に干す」ことで対処しましょう。
ワーキングママが洗濯物を外に干すのは、家事を増やしている原因の1つです。
「お天気がいいからよく乾きそう」
「屋根があるところに干しているから、雨に濡れる心配もない」
そういう声も聞こえてきそうですが…。
洗濯のプロがおすすめするのは「室内干し」です。
- 外に干しに行く手間がなく洗濯時間短縮できる
- 紫外線や風による繊維の傷みが少ない
- 洗濯物が他人の目に触れない(防犯目的)
前の章でもご紹介しましたが、タオルなどの洗濯物の多いご家庭なら「衣類乾燥機」の導入もおすすめです。
最近は「防犯上の理由」から洗濯物を外に干さない方も多いわね。
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便利グッズを活用
最近は、洗濯物を取り込むときに便利なグッズがたくさん出回っていますね。
便利グッズもぜひ取り入れていきましょう。
- 引っ張って取れるピンチハンガー
- 連結ハンガー
- 室内用ホスクリーンなどの、室内用物干しざお
外に干しているときは、一気に取り込みたいですよね。
そんな時は連結ハンガーが大変便利です。
室内に干すときは、干す場所を一か所まとめておくと、あちこち部屋を移動して洗濯物を回収する必要がなく、取り込み忘れを防ぎ、時短になります!
洗濯を干すときの便利グッズもぜひ使っていきましょう。
【おすすめ方法4】洗濯物をたたむ・収納するを効率化!
洗濯物を取り込んで、一息つきたいところですが、夕方は次々と家事が待っています。
洗濯物をたたむのが大変!
畳んだ衣類を収納するのがめんどくさくなってしまう。
こちらを解決していきましょう。
ハンガーのまま収納
「取り込んだらそのままクローゼットへ入れる」
ハンガーに干したものは、そのまま畳まずにクローゼット行きがおすすめです。
干すときに、ハンガーのまま収納できるものはハンガーに干しておきましょう。
「滑り落ちないステンレスハンガー」のように、衣類が型崩れしないものを選ぶといいわ!
毎日着るものこそ収納場所を決めておく
畳んだ洗濯物を「どこにしまうか」が明確になっていないと、とっても面倒ですね。
実は、「場所を決める」だけで、収納するめんどくささが激減します。
明確に決まっていれば、そこに収納するだけなので簡単ですが、
「部屋着はどこに置いておこうかな?」
「下着はお風呂の時に着替えるから、ひとまとめにしておこうか」
家族の行動を考えて、いろいろ悩みますよね。
毎日着る部屋着や普段着こそ、専用の場所を用意する!
これだけで、服の収納ストレスは激減します。
これがおすすめです。
部屋着、下着類の収納を個室にするのではなく、一か所にまとめて収納できると、畳んだ後の収納に悩まなくて済みますよ!
【おすすめ方法5】アイロンがけは必要最小限でOK!
洗濯とはちょっと離れるように感じる方もいらっしゃると思います。
「アイロンがけは一年で数回しかしないの」
という方がいらっしゃったら……うらやましいです。
なるべくアイロンがけをしなくていいように、干し方を見直してみませんか?
アイロンいらずのパンツの干し方
麻のパンツや制服のパンツのアイロンはどのようにされていますか?
麻や綿素材はどうしてもアイロンが必要になるかと思います。
少しでもアイロンがけを楽にするためにおすすめの方法は
「ピンチハンガーに裾をとめて干す」
言葉で説明するより見ていただく方がわかりやすいかと思います。
腰回りの重さで、足の部分のしわが伸びてきれいに仕上がります!
こうしておくと、アイロンがけが不要になるくらいに、きれいに仕上がることも!
さすがに麻素材などはアイロンがけが必要ですが、この方法を使って、アイロンがけをラクにしていきましょう。
腰回りの乾きが心配な時は、サーキュレーターなどで風を当てておくと安心よ。
干すときに縫い目を伸ばしておく
アイロンがけを減らすためにできることのひとつに
「干すときに縫い目を伸ばしておく」方法があります。
洗濯すると、縫い目が縮むことが多いです。
衣類が伸びない程度に、脇や袖の縫い目を軽く引っ張って干しておくだけで
仕上がりがきれい!
きれいに仕上がるので、ぜひお試しを!
アイロンがけする時間を見直す
アイロンがけっていつされていますか?
「週末にまとめてアイロンする」
「夜、家事の最後にアイロンする」
なかなか時間が取れないこともありますよね。
おすすめなのは
「洗濯物を干すときに、前の日の乾いたもののアイロンをする」
です。
アイロンって、余熱に時間がかかりますよね。
これを待っている時間って、結構イライラするものです。
それなら、洗濯物を干すときに、アイロンの余熱を始めて、
洗濯物を干し終わったら、ささっとアイロンがけを済ませる。
この方法なら、余熱の待ち時間が手持ち無沙汰になることもありません。
じっと待っていることが苦手です!
ハンカチやブラウスの襟など「気になるところだけささっとアイロンがけ」におすすめ。
ワイシャツはクリーニングに出す
男性用のカッターシャツのアイロンはどうされていますか?
最近は在宅勤務やオフィスカジュアルが導入されて、カッターシャツを着る機会も減っているようですね。
カッターシャツのアイロンは、かなりめんどくさい!
ということで、ここは近くのクリーニング店にお任せしませんか?
お店によっては、カッターの回数券があって、お得に使えるわよ!
特に男性物のカッターシャツは、肩幅も広く大きいですよね。
アイロン台に乗せても、何度もずらしながらアイロンがけする必要があります。
プロでも、家庭でカッターシャツのアイロンがけは、正直言って
めんどくさすぎる!
カッターシャツのアイロンがけがなくなればめっちゃラク!
ここは、クリーニング店に任せて、アイロンがけの負担を減らしていきましょう!
まとめ
今回は、毎日の洗濯で苦労している点を、改善していく方法を解説してきました。
朝の忙しい時間を、少しでも効率的に動いて、時間のゆとりを持たせたいと思いますよね。
ぜひ、簡単にできそうなことから取り入れてみてください。
洗濯にかかる時間を短縮して、朝時間に5分のゆとりを手に入れましょう!