4人家族のタオルとバスタオルを干すだけで、15分もかかってる!
天気予報によって干し方を変えるなんて、毎日のことなのに、非効率すぎる!
洗濯物の干し場所で悩む時間が、出勤前にバタバタする原因になっていませんか?
出勤前に「お天気になってきたから、外に干そうかな」と考え直して、
部屋に干した洗濯物を外に移動させたり…。
私も過去同じように悩んで、出勤前がバタバタしていたので、
その気持ちがすごくわかります。
以前、ガス衣類乾燥機「乾太くん」のデモを見せてもらって、
導入を検討したときにポイントになることを詳しく解説します。
オール電化住宅で「乾太くん」導入を検討されている方必見です。
わが家にも衣類乾燥機が欲しい!
わが家では、子ども二人の部活ユニフォームを、毎日洗っていた時期があります。
子どもたちが小学生のころとは比べ物にならないくらい洗濯物が増えました。
洗濯自体は洗濯機がやってくれますから良し!
ですが…。
洗濯物を干すのが大変!
干す場所にも限りがありますし、
一日で乾いてくれないと困るので、
天気予報とにらめっこ。
さらに、雨の日は「洗濯物全部」を室内干しするしかない!
一部屋では干しきれず、家の中のあちこちに洗濯物を干すことになり…。
乾かない。
このストレスを20年耐えましたが、もう限界!
衣類乾燥機が欲しい!
今すぐ電気衣類乾燥機を検討したい方はこちらの記事「【オール電化なら電気衣類乾燥機】洗濯物干しから解放されよう!」をどうぞ。
ガス販売店さんから「乾太くん」をすすめられる!
そんな時、クリーニング店勤務時代からのお世話になっているガス販売店の方に「乾太くん」をおすすめされました。
実際に、販売店さんで「乾太くん」のデモをしていただきました。
バスタオル・Tシャツ・体操服などを洗濯し、「乾太くん」で乾燥させてもらいました。
担当の方から説明を聞いている間に
「乾燥終了」
バスタオルはふわふわ。Tシャツ・体操服もきれいに仕上がりました。
一目ぼれ!
でも、わが家はオール電化住宅…。
でも、でも、「乾太くん」の乾燥能力の高さが魅力で、何とか設置する方向で考えてみようと、いろいろ調べたのですが、
結局、「乾太くん」導入は見送ることになりました。
「乾太くん」をやめた(あきらめた)5つの理由
「乾太くん」の実力を目の当たりにしたものの
「オール電化住宅」であることが「コスト面で不利」となってしまいました。
それと、「乾太くん」は電気式の衣類乾燥機とは違い、初期費用もかかります。
わが家が「乾太くん」をやめた理由は5つあります。
【①ランニングコスト】「乾太くん」は、ガスの契約が必要になる
「乾太くん」はガス式の衣類乾燥機です。
使用するには「ガス会社と契約する」必要があり、
毎月の基本料金も必要です。
オール電化住宅のわが家。
(10年前はオール電化にしておらず、ガスの契約もありました)
「乾太くん」だけのガス使用料金だけならそんなに高くないのですが、
基本料金もプラスされると…
1か月あたり 約4,000円~5,000円程度かかりそう…。
ここ数年、電気代もガス代も値上がりしているので、どちらが得とは言えませんが、
オール電化の場合、深夜料金の時間をうまく使えばコストカットが可能。
ということで、オール電化住宅にしたのに、再度ガス会社と契約するメリットが見当たりませんでした。
【②換気】「乾太くん」は窓を開けるだけではだめ。
「乾太くん」は酸素を取り込んでガスを燃焼させて、庫内の温度が上昇し衣類を乾燥させます。
この時に発生する二酸化炭素や水(水蒸気)を、「排気筒」で室外へ出さなければなりません。
窓を開ければ大丈夫よね?
いいえ、窓を開けるだけでは不十分。
排気筒を使う必要があります。
この「排気筒」をどうやって設置するかが問題!
- 壁に穴をあける
- 専用の窓パネルを使う
新築を検討中で、排気筒の位置も含めて設計される方はいいのですが、
すでに建っている住宅や賃貸住宅の場合は「壁に穴をあける」は厳しいですね
一方「窓パネルを使う」場合は、壁に穴をあけずに設置でる点がいいところです。
ただし、本体から窓まで排気筒が通ります。
さらに、この筒は結構太いです。
排気筒の直径が約10センチほどあります。
「乾太くん」から窓パネルまでの距離が長いと、排気筒が目立ちます。
窓の横に設置できる場合は、問題ありません。
本体と窓の間に「洗面台」などがある場合は、
「排気筒がどこを通っていくのか?」
を確認した方がいいわよ!
結構、太い排気筒なので、室内にあると目立ちます。
わが家は、設置したいところ(洗濯機の上)から窓までの間に洗面台と収納があります。
- 窓パネルを使用する方法:排気筒で洗面台上収納の扉が使えなくなることがわかり、泣く泣く断念…。
- 壁に穴をあける方法:窓の上からしか外に排出できないので、排気筒が通る場所に変わりがなく、窓パネル同様に断念…。
「屋根のある屋外に設置」という方法もあるのですが
洗濯物をもって屋外まで行くのは
とてもめんどくさくて却下でした。
【③設置工事】「乾太くん」をインターネトで買うと設置工事の手配が必要
「乾太くん」は電気衣類乾燥機と比べて価格が高い!
「乾太くん」を安く買いたい!
インターネットで少しでもお安く購入できないかしら?
調べたところ「購入可能」ですが
「設置工事をしてくれる業者を手配する必要がある」
という問題にぶち当たりました。
知り合いに「ガス工事ができる業者さん」がいるならいいのですが…。
それ以外の場合は、
ガス販売店で「乾太くん」本体と工事をセットで依頼する方が手軽です。
ガス契約以外の会社で取付工事のみの依頼だと、工事費が割高になることが多そうです。
【④導入費用】乾燥機本体価格以外に設置工事費が必要になる
「乾太くん」本体の価格が、電気衣類乾燥機に比べて「お高い」です。
それに加えて取付工事費用が必要です。
オール電化の場合は、ガス管の敷設施工、ガスコンセントの設置などが必要です。
プロパンガスの場合は「ガスボンベの設置場所」も検討します。
そして、ガス衣類乾燥機には
排気のために「壁に穴をあける工事」が必要な場合も。
工事価格は、5万円程度必要になります。
うーん。
却下。
【⑤騒音について】使用時の音が外でも気になるくらい大きい
「乾太くん」を使用時の音が、室内だけでなく、
排気筒から外にも漏れてしまいます
排気筒の出口が隣家に近い場合は、注意が必要です。
どのくらいの音がするんですか?
稼働時に前に立つと、家族の話声は聞き取りにくい、程度になります。
電気衣類乾燥機でも稼働音はありますが、
「乾太くん」の方が音が大きい。
もう一つ気になるのは「外へ排気筒から出る音と排気」です。
排気筒が隣家側につく場合は、排気筒の出口に注意が必要です。
隣家の窓が近いと、窓を開けたときに排気筒からの音や湿気が気になるかもしれません。
もし、我が家が「オール電化」でなかったら…
わが家がオール電化でなければ…
乾太くんを導入していたかもしれません。
6キロの洗濯物で約1時間で乾燥終了。
かなり早いですよね。
この速さは大きな魅力でした。
ガスの契約をしていたなら「乾太くん」を導入していたかも…
オール電化の場合は
「ガス契約が必要」
ということは大きなネックです。
そして、わが家のもう一つの障害は
「排気筒が上部収納扉をふさいでしまう」
がありました。
ということで、あこがれの「乾太くん」の導入には至りませんでした。
まとめ
ガス販売店さんに、衣類乾燥機「乾太くん」のデモまでしてもらいましたが、5つの理由から導入に至りませんでした。
乾燥能力では「乾太くん」はずば抜けて高い製品です。
現在、新築やリフォームを考えておられる方なら
「乾太くん」の設置も難なくクリアできるかもしれません。
その時には「5つの理由」も参考にしていただければ嬉しいです!