洗濯に関わる人誰もが抱える悩みに
「洗濯が終わるまで時間がかかる」があります。
当たり前に使っている洗濯洗剤を「すすぎ1回洗剤」にすることで、洗濯時間がグッと短縮できます。
忙しい朝の時間に「ゆとりの5分」が出来れば嬉しいですよね。
ここでは「すすぎ1回洗剤」を使った洗濯のコツと注意点を「洗濯のプロ・アライグマ」が解説します。
すすぎ1回洗剤を使って節約・時短を!
すすぎ1回洗剤のメリット
見覚えのある洗濯機ですね……。
わが家のですね……。
洗濯洗剤にはすすぎ1回でOKな洗剤とすすぎ2回必要な洗剤があります。
すすぎ1回洗剤を使うメリットは以下の3点です!
- 洗濯時間を短縮できる
- 節水・節約できる
- 衣類の傷みを軽減できる
結論から言うと、一番のメリットは「時短」です。
ほとんどの縦型洗濯機の自動設定では「すすぎ2回」になっています。
そこで「すすぎ1回洗剤」を使えば、すすぎの時間が半分になり、洗濯時間がぐっと短縮できます。
そして洗濯槽に水を溜める回数が半分になります。
(すすぎ2回と比べて)ということで節水になり、水道代と電気代の節約になります。
さらに、水に衣類が使っている時間が短くなると、衣類への負担も軽減されます。
洗剤を「すすぎ1回洗剤」に変えることで、通常2回行っていたすすぎを1回にでき、大きな時短が可能になります。
忙しい日の洗濯にはせひ使いたいですね。
どうして「すすぎ1回」でOKなの?
普通の洗剤ですすぎを1回にするとどうなるのでしょうか?
すすぎ1回洗剤と普通の洗剤の違いを解説します。
すすぎ1回の洗剤とそれ以外の洗剤の違い
すすぎ1回の洗剤と、すすぎが2回必要な洗剤の違いは、「すすぎ1回の洗剤は泡切れがよい」というところです。
洗濯洗剤の洗浄力に関係している成分に「界面活性剤」があります。
この界面活性剤は、水と油を結合させる乳化剤として働き、洗浄力を高めてくれるのです。
ただ、注意したいのは、皮膚刺激の原因にもなりうる成分です。
すすぎ1回の洗剤は、成分が繊維から離れやすく、繊維に残りにくくなっています。
ですから「すすぎ1回」でOKなんですね。
普通の洗剤で「すすぎ1回」で選択するとどうなるのでしょうか?
普通の洗剤で「すすぎ1回」で選択するとどうなるのでしょうか?
アライグマが実際にやってみたときの感想になりますが「洗濯終了し取り出すと、キシキシした感じがしました」これが洗剤残りの影響だと思われます。
洗剤を「すすぎ1回」のもので選択したときにはキシキシ感は感じられませんでした。
洗剤の成分が繊維から離れやすく作られている「すすぎ1回」の専用洗剤なら、洗濯時間がぐっと短縮
でき、節水効果も期待できます!
洗剤の「すすぎ1回」と「すすぎ2回」はどこを見ればわかるの?
現在、洗濯洗剤の種類が大変多くなっています。
ここでは、洗剤の見分け方について解説していきます。
みなさなんは洗濯洗剤を買うときに、容器の裏面にある表示をご覧になることはあるでしょうか?
洗剤容器の裏面に「すすぎ1回」と書かれているものを選んでください。
現在使っている洗剤の、裏面を見ていただくと記載されていますので、参考にしていただければと思います。
一度、洗剤の裏面を確認してみましょう!
いつも使っている洗剤の容器の裏面を確認してみると発見があって面白いですよ。
あまり意識して見ることがない方がほとんどかもしれませんが、購入時に「裏面の表示」を確認してみてください
使うときの注意点
洗濯時間を短縮してくれる優れものですが、使うときに注意したいことがあります。
以下で、詳しく解説していきます。
「詰め替え時」は必ず表示を確認しましょう
まず一番の注意点は「すすぎ1回対応の洗剤」なのか表示を確認しましょう。
以前、アライグマがやってしまった失敗に「詰め替え間違い」があります。
詰め替え用の洗剤を買って、前に使っていたすすぎ1回用洗剤容器に詰め替えました。
そして、実際にすすぎ1回洗濯をして洗濯物を取り出すときに驚いたんです
「すごくキシキシしてる」
すすぎ1回の洗剤を買ったつもりが、すすぎ2回必要な洗剤でした!
やっちまった……。
どうやらすすぎ1回の洗剤を買ったつもりがすすぎ2回必要な洗剤だったようです。
買ったときのパックは捨ててしまって表示が確認できなかったのですが、後日、店頭で同じ洗剤の表示を確認すると、すすぎが2回必要なタイプでした。
洗剤残りは、肌トラブルの原因になりますので、表示は確認しましょう。
洗剤の表示を確認して、すすぎ回数を間違えないようにしましょう。
別の容器に詰め替えて使っている方は、洗剤購入時に表示を確認しましょうておくと安心ですね。
「すすぎ1回」洗剤は、赤ちゃんの衣類にもつかえるの?
赤ちゃんの衣類にも「すすぎ1回洗剤」を使うことができます。
理由赤ちゃんの衣類やアレルギーなどで肌が敏感な方が家族にいる場合は、洗剤残りが気になりますね。
「すすぎ1回」の洗剤なら大丈夫ですが、心配な方はすすぎ2回にしておくとさらに安心ですね。
柔軟剤や漂白剤を使用できます
「すすぎ1回」の洗剤でも柔軟剤を使うことも可能です。
洗剤と柔軟剤が混ざらないように、洗濯機に表示されている洗剤投入口の表示を守って投入してください。
繊維に洗剤成分が残ってしまうと、肌トラブルや悪臭の原因にもなりますから、心配な場合はすすぎ回数を増やしてみましょう。
お風呂の残り湯には向かない
洗濯時におふろの残り湯を利用される方もいらっしゃいますよね。
節水効果が期待できますが、すすぎにはきれいな水道水を使用しましょう。
これは悪臭の原因にもなります。
すすぎは水道水を使用していきましょう。
「汚れがひどいもの」を洗うときは工夫が必要
泥汚れや食べこぼしのシミなどがある洗濯物の場合は「すすぎ1回洗剤」でも汚れは落ちるのでしょうか?
答えは以下の2点を実行することで対応できます。
- 汚れのひどい部分を下洗いしておく
- 水位を「高水位」に設定する
「予洗いを行う」
少し手間がかかりますが、汚れのひどい部分に「部分洗い用洗剤」または「洗濯洗剤」を使て下洗いをしておくと、汚れ落ちがいいのでおすすめです。
洗濯物の量は「6割程度」におさえ、「高水位」に設定しておく。
洗剤残りの心配もなく、汚れ落ちの面でも安心です。
すすぎ1回の粉末洗剤はありますか?
粉末タイプの洗剤にも「すすぎ1回」タイプがあります。
この場合も、洗剤の表示に「すすぎ1回でOK」と書かれているか確認が必要です
「すすぎ1回粉末洗剤」で、界面活性剤や蛍光料不使用のタイプもあります。
表示を必ず確認して購入しましょう。
お子さんを連れてのお買い物だと
「店舗で表示を確認するのは至難の業だわ!」
という方にはインターネットでの購入がおすすめです。
ネットなら、成分表示もしっかり確認して購入できますね!
まとめ
今回は、洗濯時間を短縮するために「すすぎ1回洗剤」を使うときのポイントを解説しました。
洗剤を「すすぎ1回」に変えるだけで、洗濯時間がぐっと短縮できるのはとても魅力ですね。
「すすぎ1回」洗剤を使って、家事の時短を実現し「ゆとりの5分」を体感してください!
・洗濯物の量は少なめにし、水量は多めに設定すると安心です。